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コラム

洗濯物は、連休を知らない——「明日まとめてやろう」が最終日に積み上がり、休むための休みが片づける日になる

2026年9月20日TAKUSEN編集部
洗濯物は、連休を知らない——「明日まとめてやろう」が最終日に積み上がり、休むための休みが片づける日になる

連休については、これまでに二つの角度で書きました。連休が明けたあとに待っている山と、晴れた休日の午前中が洗濯で消える理由です。

今日は、その間の話です。連休の「中」で、何が起きているか。

洗濯物は、連休を知りません

こちらは休んでいる。けれど、洗濯物は休みません。

むしろ逆です。休みの日ほど、洗濯物は増えます。

  • 出かけた日の服
  • 汗をかいた日の服
  • 子どもが泥だらけにして帰ってきた服
  • 普段は使わないレジャーのタオルや水着

平日は「制服とタオル」で回っていたものが、連休は一日ごとに種類も量も膨らみます。休むために出かければ出かけるほど、袋に入る洗濯物は増える。休みと洗濯物は、同じ方向に増えます。

「明日、まとめてやろう」の正体

連休の一日目、洗濯物を見て、こう思います。

「明日、まとめてやろう」

これは怠けではありません。せっかくの休みに洗濯機の前に立ちたくない、という自然な判断です。

問題は、二日目も同じことを思うことです。そして三日目。「明日」は毎日あるので、毎日先送りできます。 積み上がったものは、連休の最終日を静かに待っています。

三日目に、何が起きるか

前提を置いて、数えてみます。

家族4人が3連休を過ごすとします。平日なら1日およそ24点(一人3点+タオル4点+下着類8点)ですが、休みの日は外出の分が足されます。1日あたり30点と置きます。

その日の洗濯物溜まった量洗濯機で
1日目30点30点約4回
2日目30点60点約8回
3日目30点90点約11回

私は、むしろ控えめに見積もったつもりです。レジャーのタオルや水着を入れれば、もっと増えます。

3日目の朝、洗濯機11回転ぶんが待っています。 1回に洗いと乾燥で1時間半とすると、干す場所の都合で3波に分けても、丸一日が洗濯で埋まります。

休むために取った休みが、片づけるための日になる

こうして、連休の最終日はこうなります。

朝から洗濯機を回し、干す場所を探し、乾いたものからたたむ。夕方、ようやく片づいたころには、翌日の仕事の準備が待っている。

「休んだ」という実感は、どこにもありません。休むために取った休みが、片づけるための日になっています。

これは、誰かが悪いという話ではありません。先送りしたのも、休みに出かけたのも、正しい判断です。そういう仕組みになっている、というだけです。

仕組みは、変えられます

洗濯を家の外に出すと、この仕組みが変わります。

連休の1日目に出た洗濯物を、専用バッグに入れて玄関に出す。次の集荷で持っていかれ、洗われて、たたまれて戻ってくる。2日目も、3日目も、同じです。

「明日まとめてやろう」と思う必要がなくなります。 まとめる相手がいないからです。最終日は、最終日として休めます。

連休のたびに「片づけの日」を一日差し出している方へ。その一日を、休みに戻しませんか。


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