パパが週末の洗濯を引き受けてみた——3時間の格闘で気づいたこと

「今週末の洗濯、俺がやるよ」
その言葉を口にした瞬間、妻の表情が微妙に変わったのを覚えています。
喜びでも驚きでもなく、「どこまでやるつもりなんだろう」という、静かな懐疑の目。
結婚5年目、子ども2人(3歳と1歳)。洗濯は基本的に妻が担当。自分がやるのは「洗濯物を干すのを手伝う」くらい。
今回、初めて「最初から最後まで」通しでやってみることにしました。
土曜日 8:00——仕分けの段階で混乱
まず洗濯物の仕分け。
「色物と白物を分けて」「ネットに入れるものがあるから」「子どものはまとめて」「タオルは別で」
妻の指示がどんどん飛んできます。普段何気なく洗濯機に放り込んでいたものに、これだけの「判断」が必要だったとは。
仕分けだけで15分。
8:30——洗濯機を回す
ここは簡単。洗剤と柔軟剤を入れて、コースを選んでスタート。
……と思ったら、「子どもの泥汚れはつけ置きしてから入れて」と追加指示。
つけ置き用の洗剤がどこにあるか分からず、洗面台の下を5分間探す。
9:15——干す
洗濯機が終わった音がする。ハンガーを準備して、干し始める。
ここで気づく。干し方にルールがある。
- シャツはしわを伸ばしてから
- 子どもの靴下は裏返して
- タオルは端を揃えて
- ズボンはウエストを上に
妻が毎日当たり前にやっていたことの一つひとつに「技術」がある。干すだけで30分。
10:30——2回目を回す
家族4人分は1回じゃ終わらない。2回目の洗濯機をセット。
1回目が乾くのを待ちながら、2回目を回す。この「待ち時間のマネジメント」が地味に難しい。
子どもが「公園行きたい!」と騒ぎ始める。でも洗濯が終わるまで出かけられない。
14:00——取り込みとたたみ
午前中の日差しでほぼ乾いた。取り込んで、たたみ始める。
ここが最大の難関でした。
Tシャツのたたみ方。タオルのたたみ方。子どもの小さい服のたたみ方。それぞれ「しまう場所のサイズ」に合わせてたたむ必要がある。
たたむだけで45分。
14:30——やっと終了
2回目の取り込み・たたみが終わったのが14時半。
朝8時から始めて、6時間半。
途中、子どもの相手や昼食の準備を挟んでいるとはいえ、洗濯に拘束された時間は実質3時間以上。
気づいたこと
この3時間の格闘で、いくつかのことに気づきました。
洗濯は「見えない判断」の連続
仕分け、洗剤の選択、干し方、たたみ方——全部に判断がある。でも外からは「洗濯機回しただけでしょ」に見える。この認識ギャップが、家事分担の摩擦を生んでいたのかもしれません。
「手伝う」と「担当する」は全く違う
「干すの手伝おうか?」は、全体の10分の1に過ぎない。最初から最後まで通しでやって初めて、洗濯の全体像が見える。
毎日これを繰り返している人がいる
自分がヘトヘトになった3時間を、妻は毎日——正確には週4〜5回、年間200回以上やっている。
家事分担の話をする前に
もし家事分担でパートナーと揉めているなら、一度「通しで最初から最後までやってみる」ことをおすすめします。
やってみて初めてわかることがある。
そしてやってみた上での結論として——
「二人ともやらなくていい」という選択肢もある。
タクセン(TAKUSEN)の洗濯代行は、洗濯そのものを家庭からなくします。分担を議論するより、いっそなくしてしまうほうが、家族は笑顔でいられるのかもしれません。
